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2011年8月

2011年8月31日 (水)

Deep Blueの体験

Deepblue01

28日の日曜日。。高田馬場にある、学下コーヒーさんで催された『第二回 仁平幸春の絵と星野道広の音楽展』に行ってきた。

昨年も参加したこの会。今年も、開催するとのことで8月で一番楽しみにしていたイベントです!!

ちなみに、去年はこんなことを書いてました→『仁平幸春の額作品と星野道弘の音楽』

今回は、Deep Blueというテーマで、仁平氏が絵を制作し、それに合わせて星野氏が音楽をぶつけいていく。。そういった作業をされたそうです。

全9作品に5つの曲で構成されている今回。どのように変化していくのかとても楽しみでした。

Deepblue02

この日は、偶然にもスピーカーの前のあたりに座ることができたので、頭の後ろから音楽を聴くことができたのは、とてもラッキーでした!

曲目は、

フーガの技法(Art of Fugue)より抜粋
作曲:J.S.バッハ 演奏:グレン・グールド(org)

3つのジムノペディ
作曲:エリック・サティ 演奏:ラインベルト・デ・レーウ(p)

無題
作曲:ゲオルギー・グルジェフ 演奏:トーマス・ド・ハートマン(p)

マタイ受難曲より抜粋
作曲:J.S.バッハ 指揮:ウィルレム・メンゲルベルク(p)

ゴルドベルク変奏曲より「アリア」
作曲:J.S.バッハ 演奏:グレン・グールド(p)

ちなみに、クラシック音楽は全然聴かないので詳しくなくて、あっ!聞いたことある!くらいのレベルです(笑)

そのせいがあったのかどうかはわかりませんが、会が始まり、音楽が流れ出してから数分のこと、前と同じように頭の中に映像が流れてきたのです。

まずは、宙に浮いてるような飛んでいるような感じで、空と海と太陽の白い光しかない世界。爽やかで、軽やかな気分がしました。

その次は、湖の底の暗い群青から、湖面に浮かびあがってきている場面。下からは、気泡やクラゲ?のような半透明のものが上がってきて、湖面に行くにつれて瑠璃色に代わっていく様子。自分がいるであろうところは、その中間の部分を漂っている感覚。

自分という認識はありながら、周りの一部であるような、なんとも稀有な感じがしました。

そして今度は、重くなっていき、映像は白黒で岩だらけ。気づくと古城?月光がステンドグラスに差し込んで、澄みきった青が床に映し出されている様子。ふと顔を上げると、森の木々も月光によって深く深く黒に近いくらいの青い色をしていました。

改めて、文字にしてみると、ここで囲いというか箱に入れられて、自由ではなくなってしまった、少し息が詰まってくる感覚がありました。

5曲の中で、映像にならなかったのは、4曲目と5曲目。

4曲目は、ただひたすらに重く、息がつまり、振り子のように一定のリズムでゆっくり揺らされているような、窮屈な感覚しかしませんでした。

身体的感覚で言うと、絶対にはみ出してはいけないし、はみ出すことができない別の何かに管理されているような感じ?でしょうか。

そしてラストの5曲目。この曲は、星野さんが『デザート感覚で』とおっしゃっていたように、とても気持ちがよかったです。

終わった時は、まるで映画館から最初の扉を開けて、外界に出た時のまぶしさ(貧相なたとえですみません)というか、体をぐ~っと伸ばしたくなるくらい、満たされました。

う~ん・・・文章にするとわかりにくいです(苦笑)。

でも、僕個人はこういった体験をしました。それぞれ、個人個人で体験することが、違うのもこの会の醍醐味でもあるのではないかと思います。

個人個人で感性は違うものなのだから、感じるのが違うのは当然のことですから。

はたから見れば観賞会というようなものになるのでしょうけど、観賞会ではなくて体験でした。体を使ってやっているとかではなく、絵と音楽を媒介にすることで、何か別のところへさらわれて、いろいろな所へ連れて行かれている。そんな感覚があります。

素晴らしい体験ができました。

ありがとうございます。

もうひとつのお楽しみは、体験後の美味しい美味しい料理!!

塩糀を使った料理と、わかめご飯のおにぎり、天然酵母の自家製フルーツパン。

うん、ほんとおいしかった!にもかかわらず、写真を撮り忘れました。。きっとどなたか、料理の写真をブログにアップしてくれているはず。と、思っております(笑)。

また来年も開催されるようです。

改めまして、会を主催された、仁平氏と星野氏に感謝いたします。そして、スタッフの方々の心遣いは、とても気持ちがよく、充実した日曜日を過ごすことができました。

ありがとうございました。

今週の展示販売会『Dyehouse kocon』は、土曜日(9月3日)です!そろそろ、リネンストールがマストアイテムになる、秋がやってきました。11色をそろえております。万が一お好みの色がない場合でも、ご相談ください。

台風12号が気になるところですが、心よりご来訪、お待ちしております。

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2011年8月26日 (金)

道端のコスモス

Kosmos01

年をとると時間が早く感じる。

なんて事を聞くけど、成長するにつれていろいろなことを合理的に処理していく能力が高くなったり、毎日が同じことの繰り返しに近い感覚になってしまって刺激が少ない分、なんとなく速く感じているのかな~。。などど思いました。

流行り廃りのサイクルが、とても速く感じる昨今だけど、いろいろなことに興味を持って、もっともっと仕事を充実させていくこと。

それが、僕にとっては一番いいようです。

今週の展示販売会『Dyehouse kocon』は、土曜日(8月27日)です!そろそろ、リネンストールがマストアイテムになる、秋がやってきました。11色をそろえております。万が一お好みの色がない場合でも、ご相談ください。

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2011年8月22日 (月)

コーヒーって『いいね!』

Turuhana02

去年くらいから、ほぼ毎日最低でも1杯は飲んでいるコーヒー。

数年前は、缶コーヒーくらいしか飲まなかったのだけど、何きっかけかは忘れてしまったけど、いつの間にやら、豆を買ってきて自宅でコーヒーを淹れることが癖のようになっている最近。

確かに、缶コーヒーよりもずっと美味しいと思うし、日本人で言うところのお茶感覚に近い楽しみ方もあったりと、きりがないくらいいろいろあるわけ。

だからと言って、全部が全部マニアのようにお店の味みたいに、高い機械をそろえる気もさらさらないし、自己満足的なところです。

それで、コーヒを自分で淹れるようになると、必然的にカフェ事情が気になってきたりするわけです。コーヒー=カフェではないのだけど、基本的に昼間やっているところは、コーヒーも出しているから、休日の日はよく、おんなじカフェに行ってます。(最近は、暑くて行ってないけど 笑。)

ちなみに、よく行くカフェは、woodhouse-cafeさん 。。

最近、コーヒー豆を買いに行っているお店は、「コーヒーはフルーツだ!」の、さかもとこーひーさん。。

コーヒーを入れているときによく考えているのは、どんな風に抽出されるのが自分の好みなんだろか?ということ。

抽出方法も、何種類かあって、最初はペーパーフィルターで淹れていたのだけど、どうやら紙が、本来の油分やらうまみやらを吸い取ってしまうらしい。なんて話を聞いたもんだから、それじゃあ、茶濾し網で淹れてみよう!なんて、安易な考えでやってみた。

結果、細かい粉がどうしても混じってしまうものの、風味が断然ペーパーよりもいい感じがしたもので、少しの間、茶濾し網で淹れたコーヒーを飲んでいたのだけど、まぁ、、そこはやっぱりちゃんとしたものもあるわけで、金属フィルターなんてものを、最近購入。。

おかげで、細かい粉もほとんど気にならずに飲めるし、味もおいしいしってことで、当分は金属フィルターのお世話になります。

コーヒー、紅茶、お茶、抽出している成分の中に、タンニンという成分があるんだけど、この成分は、染めの色の成分でもあるわけです。これは、たいがいの染料の中に、含まれているもので、植物が、傷がついたときに修復させるため、ばい菌が入らないための自己防衛として、使われる成分です。

味としては、渋み、色としては、茶系かな?。。要するに、コーヒー豆に戻ると、種類によっても違うけど、お湯の温度によって、タンニン成分が多く抽出されたりするわけで。

コーヒーを淹れるときの温度は、80度~90度くらいが美味しく入る温度なんだそうです。沸騰させると、雑味が多く入ってしまったり、低すぎれば、ちゃんと抽出されずに、物足りなかったりする。

ということは、80度よりも下回れば、タンニンは抽出されにくいのかな?なんて思うので、染材を煮出すときにも、ゆっくりじっくり80度より下の温度で、煮出せばもっとくすみの少ない、澄んだ色を出せるんじゃないか?という仮説を持ったわけです。

それで、抽出した染め液を一晩置いたものの、上澄み液をペーパーフィルターでこしてみたりして、思い当たるくすみの原因を、とことん取り除いて(?)染めたのがこの、緋色のシルクストール。(左下)

Sutol3shu01

特になにもせずに染めると、もっと茶色味や黄色味がでるんですけど、大分なくなって、かなり澄んだ色に染めあがりました。

と、なんでまたこんな工程を経てまでやるのか?というと、第一にあるのが、染め注文をいただく際に、基本色+アルファ(お客さんの好み)まで染められうにならないと!と思ったんです。。

要求が、増えてきたとかそういったことではなくて、基本色って結局僕自身の好みが全開で出されているから、基本色は基本色としても、『もうちょっとこういう風な方向の色にしたい』という、こだわりを持った方に合わせたいし、合わせていかなければいけないと思います。

もちろん、なんでもかんでも言うことを聞きます。というわけではないけれど、お客さんが理想としている色、それ以上のものに染め上げるのが本物の仕事だと考えているからです。

前に、勤めていたところでの話だけど、『職人になってはいけない』って言われたことがあるんです。それは、手しごと・職人に見られやすい職業なだけに、世間一般の印象のままだと、頑固で籠った仕事になってしまいます。

どんな仕事でも、商売である以上はサービス業であることを忘れてはいけない!そういう意味で、ずっと頭に残っている言葉です。

ちょっと話が、ずれちゃいました(笑)

今回は、めずらしく仕事の話を書いてみましたって…過去のブログを見返しても、仕事の話はほとんど書いてない。。

これからは、もう少し書こう。。うん、書こう。

今週の展示販売会『Dyehouse kocon』は、土曜日(8月27日)です!そろそろ、リネンストールがマストアイテムになる、秋がやってきました。11色をそろえております。万が一お好みの色がない場合でも、ご相談ください。

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2011年8月17日 (水)

言った・伝えた

Yuri02

伝えることの難しさと、重要性。。いつも悩むところは、どう『伝える』か。ということです。

『言った』から、伝わったなんて事はない。こちらの意向を、相手が理解して、初めて『伝わった』事になる。

本音の意志表示を、はっきり言葉にして出すこと。

そうすることで、自己矛盾がなくなるのではないか?そんなことを思いました。

今週の『Dyehouse kocon』は、土曜日(8月20日)です!ぜひお越しくださいませ。

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2011年8月10日 (水)

藍生葉染めワークショップのご報告など

Ainamaha03

先日、当工房と館山で行った、『藍の生葉染め』のご報告です。

当工房では、生葉の煮出し染めを、館山では、生葉染めを行ったわけなのですが、生葉の煮出し染めの方は、ご参加いただいた皆様と話が、はずみにはずんでしまって、すっかり写真を撮るのを忘れてしまいました(汗)

館山の方では、顔出しNG(笑)とのことなので、手元だけを撮らせていただきました!

Ainamaha02

これは、生葉と水をジューサーにかけて、濾し布で絞ってできあがった青汁。

この青汁に、シルクのストールを入れてバチャバチャと空気と混ぜながら染めていくんです。

Ainamaha01

バチャバチャしてる最中。。

そのあと、しっかり酸化をさせると、一番上の画像のように綺麗な『浅葱色』に染めまります。

おひとり、もう少し濃くしたいとのことでしたので、もう一度同じ工程を繰り返しました。さすがに、少し疲れたご様子でした。。

お疲れさまでした。

毎年やっているとはいえ、改めてこの時期だけ染められる色であり、藍の生葉ならではの染め方法だったりと、年一回の楽しみでもあります。

さてさて、話は少し変わって、今週末(土曜日)に開催している展示販売会、『Dyehouse kocon』で、1点物のシルクストールを3点お出しいたします。

Sutol3shu01

左は、大判のシルクストールを、今年採れた西洋茜を使用して、くすみをなるべく抑えて、より澄んだ緋色に染め上げました。

真ん中は、藍の生葉を使って染め上げました。

右は、黄色が強く出過ぎないように、少しくすみがでるように染め上げました。

お値段は、全て3点とも4,500円です。

画像の色味と実物の色味は異なりますので、手にとってお洋服に合わせてみていただくとより分かりやすいと思います。

今週の土曜日(8月13日)より、並びますので、ぜひお越しくださいませ。

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2011年8月 3日 (水)

朱赤

Akaihana03

『朱に交われば赤くなる』

最近は、そんな言葉が頭をよぎります。。

『朱』に当たるものが何なのかで、どんな『赤』になるのかが決まると思います。

『朱』を選ぶのも自分、『赤』を選ぶのも自分。

なんとなく流されるだけの意味では、ないような気がします。いつも、何も考えずに覚えただけの作業しているだけでは、ダメなんだと思いました。

考えているようで、考えていないから、行動できない。行動につなげられることを考えてこそ、本当に考えているのではないかと。

と、自分のことばかりになってしまうときがあるのですが、自分を認識するのは、他人がいるからであって、他人のことを大事にできなければ、自分の存在を、認知できない。

そんなようなこと言ってた、哲学者がいたような気がします。(ニュアンスは違うと思う)

『自他同然』これは、ほんと理想だけど、なかなか・・・

『我思うゆえに我あり』これは、デカルトか。。

まずは、自分以外の人や事物を大事にしていくのが、良いですね。

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