« 2012年7月 | トップページ | 2012年9月 »

2012年8月

2012年8月29日 (水)

緑色ワークショップの御報告

先日の、25日は『常緑樹のような緑を染めよう』ということで、2名様にご参加いただきました。

緑というと、どこにでもあるようなありふれた色なのですが、実は、いざ草木染めで緑を染めようとすると、通常の染め方では、1つの染料では出来なんです。(特殊な方法で、染めることはできます)

色の構成で言うと、単純に青と黄色を混ぜることなので、今回は、インド藍の青と小鮒草の黄色を掛け合わせて緑色を染めました。

で、その前に、ひと手間かけて藍染めをする前に、絞りの柄を淹れてしまおうという企画です。

お二方とも、ビー玉の大小と輪ゴムを使って思い思いの場所へ、絞りの柄を入れました。

その後は藍染め。

Midori04


Yさんは、今回で3回目ということで、かなり慣れていらして、藍染めの際も濃さの調節にチャレンジしました!!。

僕の作った、藍染め液のレシピがちょっと濃い目だったので、思ったより少し濃いめに染めあがったしまいました(汗)。


ごめんなさいm(__)m

Midori05

しっかり藍染めをした後は、小鮒草の染め液で黄色を染めていきます。

順番で言うと、どちらが先でも良いような気がしますが、色が重なることを考えると、あとに黄色をいれたほうが、より緑らしくなります。藍を後にすると、青みが強く出るので、緑というよりは、青緑になります。

Midori02

Yさんは、ご希望で縮緬の帯あげを染め上げました。色も明るめの若竹色です。

Midori01

Kさんは、リネンレーヨンストールを染めて、端の部分を絞りました。

写真ではずいぶん青味がでていますが、綺麗な緑に染めあがりました。

まだまだ、暑い工房内でした。Yさん、Kさん、ご参加ありがとうございました!!

さてさて、来月は?というと、まだ決まっておりません(汗)。

早々に考えてアップしようと思います。

古今 http://kocon.a.la9.jp/

| | コメント (0)

2012年8月23日 (木)

メロンみたいなもの

Tubomi01

人について考えてみることが最近多くなってきて、性善説やら性悪説なんてものがあったりとかするのだけど、その辺は正直あんまり詳しくない。
どちらか?と言われれば、性善説の方が好きかなって言うレベル。

僕が好きでよく本を読んでいる船井幸雄氏の言葉で『ヒト・人・人間』というのがある。ヒトは図鑑に載っているヒト科。人は、その辺で歩いていたり接点がないのが人。人間は、人の間ということで、関わりを持った人。
そういった解釈をしてる。

で、聖人君子と言われている人は別として、僕自身のことを言うと、どんなに他人のことを考えても所詮は、主観的な考えで、それがたまたまマッチしているときもあるし、合わない時もある。もちろんそれは、自分と自分以外の人(親兄弟含めて)は価値観が違うから、言葉一つにしてもとらえ方が違うのは当然のこと。だと思っている。

だから、必要以上に相手のことを意識したりしていると、だんだんわかってくるもののような気がする。夫婦を見ているとそんな感じがする。

違う人同士なんだから、合う合わない派あるにしても、お互いを意識して思いやりを持って接すると、だんだんわかってくるというか、相手も合わせてくれるというか。

お互いに合わせ合うからだんだん意思疎通ができてくるんだと思う。会社に勤めてた時なんかは、二人一組、三人一組でやる作業なんかは、各々がそれぞれを意識して気を遣い仕事をしなければ、よいものが出来上がらないから必然的に同調する。
もしかすると、それはもっと仕事だからというドライなものなのかもしれないけど、その回数が増えれば増えるほど、無意識にリズムを合わせられるようになる。

今思うと、それは日本人ならではの性質なのかも?なんて思ってみたり(笑)。

なんであれ、複数人で何か一つのことをやっていて、とてもいい状態って、そこに自己は存在しないんだなって思った。

自分がやっている作業の一つ一つは、素材とのやり取りだけど、購入して使用してくれるのはお客さん。どれだけ、ご注文いただいたときに考えられるか?が、なんとなく、今の課題。

もちろん、自己犠牲はしない。自分を大事にしなければ、誰かを大事にできる余裕などなくなってしまうと思うので。

古今 http://kocon.a.la9.jp/

| | コメント (0)

2012年8月 1日 (水)

『青香』染め体験の御報告

『伝統色』と『香り』のワークショップの最終回は、藍の生葉とシナモンを使って、『青香・あおきこう』を染め上げました。

毎年、藍の生葉染めはやっているのですが、それだけでは、ちょっと物足りないかも?なんて思いまして、『伝統色』と『香り』のワークショップに合わせて、2種類の染料を使った体験にしました。

Aokikou01

ということで、まずは、下地にシナモンでベージュ系の色を染めます。

基本は、当方でご用意させていただいているシルクストールから、お選びいただいているのですが、ご要望により、帯あげもご用意させていただきました。
前もって、ご連絡いただければ、出来る限りそういったわがままにもお答えさせていただきます!

Aokikou02

お一人が、シナモンで染めている間に、お二入りで朝収穫した、藍の葉っぱをプチプチプチプチ集めていただきました。40リットルのバケツにいっぱいくらいの量がとれました!
人数も、三名様に限定させていただいたので、思う存分使える量です。

Aokikou03

そしたら、葉っぱをジューサーにかけて、布で濾して青汁を作っていきます。

Aokikou04

生葉は、水とジューサーにかけると、どんどん酸化していくので、手早く下染めした、ストールを浸して、バチャバチャと空気と混ぜながら染めていきます。
コツは、飛び散らない程度にバチャバチャやることです。

建てた藍は、染料の中ではなるべく酸素が入らないように、静かに動かすのですが、生葉の場合は、豪快に混ぜます!!

Aokikou05


中間報告。。夏らしい澄んだ水色ですね。。

Aokikou07

最後の仕上げに、米酢を混ぜた水に浸して、きっちり酸化させます。

Aokikou08

生葉の量があったので、お好みで2回続けて濃いめの仕上がりを目指したりと、自由にできました。
生地の織り方のせいもあると思いますが、ほぼ同じ工程を行ったのに、濃度の違いがでました。
これも、ワークショップの醍醐味だと思います。

暑い中、ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました!

次回は、まだまだ夏なので、藍染めをベースに小鮒草と合わせて、ビー玉や輪ゴムを使って絞ったりしながら、『緑色』を染め上げます。
お楽しみに♪

古今 http://kocon.a.la9.jp/

| | コメント (0)

« 2012年7月 | トップページ | 2012年9月 »