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2014年9月

2014年9月22日 (月)

覆いつくす

Goya01

商品には物語が必要不可欠になってきているわけですが、物語と言っても『お客さんの心をつかむような』というのが大前提としてある。

実際に、自分がバックなどのデザインを考えたり、生地を染めたり、などしている中で、物語は必ずある。ただしここでいう、物語とはプロセスのことなので、『お客さんの心をつかむような』と言われると、首をかしげてしまう。

物語と言われると、雑誌で見かけるのは、特注で作った生地や金具が注目されている気がするが、それをやっていては、原材料費が高くなりすぎて、お客さんの手元へ行く時には、とても高級なものになってしまいます。

それはそれで、悪いとは言わないけれど、何となく違和感を感じるのと、自分がやりたいこととのズレを感じる。
物語と言われるものはないのか?というと、物語はあるけれど、作る上ではごくごく当たり前のことをやっているので特別なことでは無いし、まとめることでフィクションになってしまうことが多い気がするから、これからもいわゆる物語しないつもりです。

ただ、お客さんに楽しんでもらう。商品を好きになってもらう。という視点から見れば、末永く大事に使ってもらう為には必要なことではあるのも事実。
だとしたらどうするか?を考えた時に、もしもの世界を作ればいい。というのを思い立地ました。

完全にもしもの世界だと、ただぶっ飛んだ奴になってしまうので、リアルに近いものを作ることにしました。
それが、6月にオープンした、セミオーダーバックアトリエ『KUZIRA』。
アトリエとはいえど、物語の設定のBARのような空間づくりにしています。

内容は、19世紀のイギリスの産業革命で、手工業から機械工業へと移り変わりの時代に『KUZIRA』というBARに集まる人たちの世間話。
そこに登場する、キャラクターの愛用しているバックを作っていくこと。それが、古今なりの物語の作り方です。

もうそろそろ、キャラクターのイラストを入れたいので、誰かにお願いしたいと思っているこの頃ですが、毎週土曜日、21:30~22:30の間に投稿しています。
よろしければ、『いいね!』も押しつつ、物語を楽しんでいただけたら嬉しいです。

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2014年9月16日 (火)

緑の壁・青い扉

Ichiji01

秋の入口に来ている感じがします。

今年は、秋らしい秋のような気がするので、しっかり秋の季節を味わおうと思います。
日本人だからなのか、四季の流れを意識して過ごすことが大事なのだなぁ。とつくづく思います。

古今・『KUZIRA』では、秋の工房展を予定しています。詳細が決まり次第、告知しますので、よろしくお願いします。

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2014年9月 5日 (金)

あるものないもの

Cheir03

前回に引き続きあるものないもの。

最近世間をにぎわせている、ブラック企業、ブラック社員、ブラックバイトという現象。

基準だけでいえば、昔僕が勤めていた会社はブラック企業にあたるのかもしれない。けれど、違う。

なぜ断言できるか?というと、社長と社員とパートの関係性は、とても良かったと思う。(もちろん大変な時は、お互いピリピリするものなので、色々あったが・・・)

そして、金銭的な大きなトラブルは、会社としてのルールを守っていたので問題は無いこと。

それよりも、社長と社員とパートが、持ちつ持たれつでしっかりバランスがとれていたのだと思う。現場に、くだらない上下関係は無く、お互いにフラットで持ちつ持たれつが確立されていた。(パートさんが社長に指摘したりも日常茶飯事だ。)
お互いに、悪い所は改めあうこと、したしき仲にも礼儀ありだけど、言いたいことはできるだけ言えるような環境が作られていたのだ。

相手を押さえつけるだけの上下関係や、主従関係で、連携が崩れるのならそれは必要ないし、なにより全員がお客さんのことを第一に考えて、お互いを気遣いながら活かしながら、仕事に取り組んでいたからだ。
中国古典の孔子が大事にしていたことといえば、『仁』とか『慮る』という言葉で、要は『思いやり』ということなのだ。
これは単なる理想になってしまうのかもしれないが、社長は全てをカバーすることで、社員は、お客さん、パートさんをカバーすることで会社を守ることに、パートさんは、お互いをカバーすることで成立する会社は、ブラックなどという言葉とは無縁なはずで、生き生きと働いている姿が多いはずだ。

会社の川上~川下まで、全ての人が思いやり(思考・言葉)をもって、正直な仕事(行動)に取り組んでいるかどうかではないかと思う。

そして、お客さんとは、意外とこういったところを敏感に察知するということも十分に頭に入れて置くことも大事なことだ。
自分の今の環境が常識だと思いすぎて、社会として非常識だと気付かないところにも大きな問題がある。
もし、こんなことを考えていたら、会社が続かないとしたら、それが現実だろうと思う。

もちろん、働く側もよく見ることもせずに、ブラックだ!というのも偏見の場合もあるので、良く見極めるべきだ。

なんでこんな話題になったかというと、今年の上半期の流行語大賞になるのではないかと思ったのだ。というのは嘘で、就職氷河期の時代に、大変な思いをした自分ではあるけれど、今回の現象は、経済の疲弊よりも、なんだかさみしいことだなと思い、文章にしました。


KUZIRA+古今のページ

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