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2014年9月 5日 (金)

あるものないもの

Cheir03

前回に引き続きあるものないもの。

最近世間をにぎわせている、ブラック企業、ブラック社員、ブラックバイトという現象。

基準だけでいえば、昔僕が勤めていた会社はブラック企業にあたるのかもしれない。けれど、違う。

なぜ断言できるか?というと、社長と社員とパートの関係性は、とても良かったと思う。(もちろん大変な時は、お互いピリピリするものなので、色々あったが・・・)

そして、金銭的な大きなトラブルは、会社としてのルールを守っていたので問題は無いこと。

それよりも、社長と社員とパートが、持ちつ持たれつでしっかりバランスがとれていたのだと思う。現場に、くだらない上下関係は無く、お互いにフラットで持ちつ持たれつが確立されていた。(パートさんが社長に指摘したりも日常茶飯事だ。)
お互いに、悪い所は改めあうこと、したしき仲にも礼儀ありだけど、言いたいことはできるだけ言えるような環境が作られていたのだ。

相手を押さえつけるだけの上下関係や、主従関係で、連携が崩れるのならそれは必要ないし、なにより全員がお客さんのことを第一に考えて、お互いを気遣いながら活かしながら、仕事に取り組んでいたからだ。
中国古典の孔子が大事にしていたことといえば、『仁』とか『慮る』という言葉で、要は『思いやり』ということなのだ。
これは単なる理想になってしまうのかもしれないが、社長は全てをカバーすることで、社員は、お客さん、パートさんをカバーすることで会社を守ることに、パートさんは、お互いをカバーすることで成立する会社は、ブラックなどという言葉とは無縁なはずで、生き生きと働いている姿が多いはずだ。

会社の川上~川下まで、全ての人が思いやり(思考・言葉)をもって、正直な仕事(行動)に取り組んでいるかどうかではないかと思う。

そして、お客さんとは、意外とこういったところを敏感に察知するということも十分に頭に入れて置くことも大事なことだ。
自分の今の環境が常識だと思いすぎて、社会として非常識だと気付かないところにも大きな問題がある。
もし、こんなことを考えていたら、会社が続かないとしたら、それが現実だろうと思う。

もちろん、働く側もよく見ることもせずに、ブラックだ!というのも偏見の場合もあるので、良く見極めるべきだ。

なんでこんな話題になったかというと、今年の上半期の流行語大賞になるのではないかと思ったのだ。というのは嘘で、就職氷河期の時代に、大変な思いをした自分ではあるけれど、今回の現象は、経済の疲弊よりも、なんだかさみしいことだなと思い、文章にしました。


KUZIRA+古今のページ

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