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2015年5月29日 (金)

畑からできる天然繊維

Cotton01

綿などの植物繊維は、農作物として畑で育てられています。

僕自身も、染めの仕事を始めて自分で生地を探して、染料を探したり育てたりしていると、生地になるまでは、野菜を育てているのとあまり変わらないと感じることがあります。

生地になるまででも結構な時間を経ています。

綿がこれだけ身近になったきっかけになったのは、フェイスブックでやっている『KUZIRA』物語の舞台のイギリス産業革命。

16世紀あたりから始まったイギリス産業革命を期に、大きく変わっていったわけです。
産業革命以前の、大きな綿産業といえばインドで、イギリスでは生地と言えば、羊毛の織物が主流でした。
香辛料で、財をなしていた東インド会社が、インドのキャラコに目をつけ、爆発的な人気を呼んだことで、綿産業の大部分がイギリスに変わり、蒸気機関の発明により、大量生産の可能な機械生産に変わり、物流も鉄道の発展により大きく進歩しました。
そのことで、たくさんの面を手に入れなければならなくなったイギリスは、とある大陸を見つけ、その土地で綿の栽培を大々的に始めたのだそう。

それは、大航海時代と言われ、コロンブスがアメリカ大陸を発見した時代です。

アメリカ大陸が発見され、黒人の奴隷が連れて行かれ、そこで、大量の綿を栽培しイギリスで織られ、世界へ運ばれていったのです。

今自分の扱っている素材に、そういった経緯があることを知るともう少しだけ、綿のことが分かった気がして、より一層身近に感じることができました。


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