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2015年6月 3日 (水)

花細工

Kanhana01

前回、少しだけ触れたウィリアム・モリス氏が、どんなことを考えて『アーツ&クラフト運動』したのか調べてみると、今の時代とリンクすることがたくさんありました。

ウィリアム・モリス氏が、『アーツ&クラフト運動』を始めたきっかけは、イギリス産業革命に置いて、蒸気機関の発達によって、大量生産が可能になり、資本主義の始まりとも言える時代に疑問を持ち、機械生産によって手工技術による芸術性が失われてしまい、中世の職人が持っていたような働く喜びが無くなってしまう、クラフトマンシップが失われてしまうことを危惧してのことだそうです。

現代は、イギリス産業革命の時よりも、もっともっと生産性が上がり、製品の品質も良くなっているので、また少し違った形で現れてはいますが、大量生産、大量消費については、僕も疑問を持っているのは確かです。
ただ、資本主義の中では、よい面もたくさんあるので、否定はしません。(ウィリアム・モリス氏も、機械生産に対する否定ではなく、当時の機械で生産されたもののクオリティの低さが原因だったのかな?)

現在は、大量生産でもかなり品質は上がっているし、技術力だけ見たら、ものによっては海外製品とはいえ遜色ないものが多いです。

では、今現在クラフトマンシップというと何のことだろう?って調べてみると、こんなことが書いてありました。

1.必要な芸術的直感、芸術的感覚。

2.生産や技術の伝授に必要な知識と学力。

3.生産の組織者、指導者としての機能、総支配人、親方、助手を一身に兼ねる。

4.商人でもある。

(経済史家ゾンバルド著:近世資本主義より)

これ!すごく大事だと思いました。
今の仕事をやっていると、作家とか職人というカテゴリーに入るらしいのですが、なんだか経済と切り離されている気がして、あんまり好きじゃないのが本音。

なので、今度聞かれたら『手工業者』です!って言ってみようと思います 笑。





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