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2015年12月24日 (木)

少し前の銀杏




もうすでに散ってしまったけど、少し前に撮った紅葉している時の銀杏。

17世紀後半のイギリス産業革命から、始まった繊維産業が、過渡期になって大きく波打っているというのをよく見たり聞いたりする。
うちでもお客さんの持ち込みで、染めさせてもらう事が多い、大きなアパレルブランドが倒産したりなど、大きく揺れ動いているのを感じる。


伸びているといえば、ファストファッションなのだけど、その裏では、発展途上国の人達の過酷な労働環境が話題になって、仕事は沢山やっているのに、修繕費様が無くて、倒壊してしまう様な工場で作っていたりなどなどだ。


それを見た人達は、こんな事をしている企業の物は買わないようにしようと考える人がいるけれど、果たしてそうなのだろうか?と思った。

明らかに、環境が悪く肌が爛れていたり、労働環境が全く整備されていなかったりなどを見れば、日本人として見れば酷いけれど、当人は、それでも働かないといけない社会環境なわけで。


日本でも、労働環境については色々あるけれど、中々整備されないのは、企業の体質や、そうしないと存続出来ないなどの事情があったりもすると思う。
良いか悪いかは別として。

話は戻って、じゃあファストファッションなどのリーズナブルな物は、買わなければ解決するのか?と言えば、買わなくなれば、その工場は閉鎖されて、職を失う人達が大勢出るという問題が起こる。

買っていては、身体が毒される人や、環境が悪化する。
買わなければ、経済的な問題が大きくなる。

どちらも、なんか嫌だ。

だけど現実で見て、こういう状況は、日本の中でも多くあると思う。

発展途上国に比べれば、環境的には良いと思うけれど、そこと比べての話ではいけないと思うのが正直なところ。
海外のそういったところに目を向けて、商売にするのは良い事だけど、日本の中でも世界に誇れるものに、目を向けていかなければならないのは間違いない。

では、僕は何をしているのか?と言えば、国内の織元さんから布を仕入れること。
大した力ではないけれど、ずっとやっている事だし、これからもその姿勢は変えない。

そして、永く使って貰える商品を作る事。
だから、売ったらそのままでは無くて、メンテナンスをしていく。

「俺だったら、そんな儲からない事を絶対しないよ」って言われることが、何度もあるけれど、消耗品ではない物が溢れていたり、価値感が変化している時だからこそ、そう考えるし、うちなんてまだまだ知名度が低いから、もっともっと人の手に渡るチャンスが沢山あるから大丈夫。

企業が出来ない事、人から反対される事には、チャンスがあるから、アンテナを張って、頭を使って身体を使う事を辞めないようにしていこう!

戦後から高度経済成長期を作り、日本を成長させた世代の人達に負けないように、考えて動いていこう!

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